「20代のいま、やっておくべきお金のこと」まずは節約と貯金から

読んだものの感想

20代のいま、やっておくべきお金のこと」を読みました。

こういったお金の本って、読むと大概の場合、焦りますよね……。

「自分は全然できていない」と思うことが多いです。「やっておくべきこと」って言われても、できる気がしない! ってなります。それでも、20代のうちにやっておくべきことが何か発見できるのなら、読んでおこうかなと思った次第です。

内容について 節約・貯金・そして投資

十年以上前に書かれた本で、あとがきには、発刊当時、20代向けのお金の本は全然なかったと書かれています。なので、この本は、おそらく若者向けのマネー本の先駆けです。そのためか、「どっかで読んだな」もしくは「すでに知っているよ!」と思う内容が多かったです。

やっておくべきことの基本は一緒なのかもしれません。

  • 節約 → お金を無駄にしない
  • 貯金 → まずはお金を貯める
  • 投資 → 自分への投資と、お金を貯めるための投資

の3点が必要事項なのだと思いました。順番に見ていきます。

節約

節約と言っても、電気や水道代、食費を節制することだけではありません(もちろんそれらも必要かとは思います)

  • クレジットカードは複数あると管理しきれないので1枚にする
  • クレジットカードよりもデビットカードがよい

リボ払いはダメとはっきり書いてあります。一生貧乏。なかなかこういうことって両親や学校からは学べませんよね。

貯金

車は金食い虫、というのは本当だと思います。会計士とか、医者とか、弁護士とかの高収入な職業だと話は別です。実家が裕福で、誕生祝いや就職祝い、大学入学祝いに買ってもらえるのなら問題ないと思います。そうでもなく、自分で払う必要があるのなら、会社勤めのごくごく普通のサラリーマン20代で車を買うというのは、計画性がないと言わざるをえないですよね。

投資

絵に描いた餅のような「30代で起業してみよう!」って話には、さすがにドン引きました。ダイヤモンド社の本や雑誌は、投資と企業が大好きな意識高い系だと思ってだいたい間違いないです。

仕事柄、倒産した会社の情報が流れてくるのを目にしますが、日本では、本当によく会社が倒産しています。それを思うと、なんだかなーとなります。ただ、企業とかを考えているのなら、20代、30代のうちだというのは本当ではないかと思います。それくらいなら、失敗からもう一回やりなおせそうです。

まとめ 「20代のいま、やっておくべきお金のこと」とは


めっちゃおすすめ! というわけではありませんが、浅く広く、生活上でかかわるお金の話が書かれています。お金の知識はないけど、軽く知っておきたい、という方は、読んでみて損はないと思います。特に、実家を出て働き始めて一年目という方にはいいんじゃないでしょうか。

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