伝統的な櫛、『つげ櫛(つげぐし)』。大事に使って、長持ちさせたいものです。ここでは、『つげ櫛』のお手入れの方法についてご紹介します。
- 掃除する
- 椿油につける
この2ステップで、『つげ櫛』の効果がぐっと増します。
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つげ櫛を掃除する
長く使っていると、歯と歯の間にホコリが付着します。まずはこれを綺麗にしましょう。
方法1 綿棒でとる
赤ちゃん用の細くて小さい綿棒があれば理想ですね。コストが高くて使えない、という場合でも、普通の綿棒を歯と歯の間にあてて丁寧にこすってみましょう。それなりにとれます。
ただ、これだけでは不十分です。細歯の場合は特に、全然取れないと思います。
方法2 つまようじでとる
つまようじを歯と歯の間に入れ、こするようにして汚れを取ります。つげは丈夫な素材なので、爪楊枝でこすったぐらいでは傷つきません。心配だという場合、爪楊枝の先ではなく、途中の部分でこするようにしてみましょう。
方法3 歯ブラシでとる
使い古した歯ブラシを用意します。櫛に垂直に押し当てて、汚れをかき出します。
歯ブラシはよく洗い、よく乾かしておきましょう。つげ櫛に水分は大敵です。
これで驚くほどとれるかと思います。
ホコリが汚れが一通り取れたら、椿油に浸します。
つげ櫛を椿油にひたす
底が平らな容器を用意します。おすすめは下記の記事にまとめています。
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容器につげ櫛を置いたら、椿油を振りかけます。ここで、けちらずにまんべんなく、ひたひたにするのがコツです。
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片側にひたひたに振りかけたら、ひっくり返します。これで両側に椿油が行きわたります。半日おけば完成です。
そのまま髪をとくと、髪が濡れたような状態になってしまいます。余計な油は、もったいないようでもティッシュなどでふきとってから使いましょう。
このとき、毛先からとくといい感じです。お手入れしたては、どうしても油の量が多めになってしまいます。頭のてっぺんからとくと、髪の毛がぺちゃんこになってしまいます。
お手入れの頻度はどのくらい?
特に決まっていません。一ヶ月に一度くらいが目安とお店の方には聞きました。
『最近、櫛が乾き気味だな』と思う直前くらいに手入れするのがよいですね。長く使っていれば、その辺は感覚としてわかってくるのでは、と思われます。
まとめ
以上、『つげ櫛』のお手入れ方法についてでした。
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