【囲碁入門講座】石の取り方を覚えよう!

囲碁
Canva/いらすとや

石を取れば有利になることはわかったよ!

でも、どうやったら石を取れるのかな?

今回は、囲碁の基本のきを覚えたかた向けに、石の取り方を解説していきます。

1つの石を取る

真ん中にある石の場合

この場面で、白の石を取るには、どうすればいいでしょうか?

そう、▲のところに黒石を置けば、白石が呼吸できるところがなくなり、白石を取ることができますね。ここまでが前回学んだところです。

辺にある石の場合

では、この盤面はどうでしょうか。

碁盤の端っこのほうを、(へん)といいます。

辺にある白石を取るには、どうすればいいでしょうか。

わかったら、下の「答えはこちら」のボタンを押してみてください。

▲のところに黒石を置いたら、白石が呼吸できるところがなくなり、取ることができます。

隅にある石の場合

では、この盤面はどうでしょうか。

碁盤の隅っこのことを、隅(すみ)といいます。

隅にある白石を取るには、どうすればいいでしょうか。

わかったら、下の「答えはこちら」のボタンを押してみてください。

▲のところに黒石を置いたら、白石が呼吸できるところがなくなり、取ることができます。

中央にある石を取るには4つ、辺にある石を取るには3つ、隅にある石を取るには、2つの石で囲むことが必要だとわかります。

石を取るには、辺や隅に追いこんでいくと少ない石数で取れるので効率がいいということがわかりますね。

複数の石を取る

1つの石を取ることはできるようになりました。

次に、2つ以上の複数の石を取るにはどうすればいいかを見ていきます。

とはいえ、石が2つに増えても、考え方は同じです。白石が呼吸している線をふさげばいいのです。

この盤面で、黒はどこに打ちますか?

▲のところに打てばいいですね。

そうすることで、白石2つともが呼吸できるところがふさがり、2つの石を同時に取ることができます。

次は、白の石が4つに増えました。

そのとおり!

▲のところに石を置けば、白石4つの呼吸できる線がすべてふさがれます。

まとめ

  • 隅っこ、辺にある石は中央にある石よりも取りやすい(少ない石数で取れる)
  • 石が何個つながっていても、周りを囲めば取ることができる

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