【囲碁入門講座】3分でわかる! 囲碁の基本のきほん

囲碁
Canva/いらすとや

囲碁って難しそう! よくわかんない!

でもちょっと興味あるかも……。


そんなあなたのために、このページでは囲碁の基本的のきほんをお伝えします。

基本のきほん

囲碁は、二人で対戦するボードゲームです。

オセロや将棋、チェスと同じように、二人で盤の前に向かい合って対戦します。

(C)いらすとや

使う道具は碁盤と碁石

(C)写真AC

使う道具は2つ。碁盤と碁石です。

碁盤

線が平行に何本も引かれた板です。木でできた分厚いものから、薄いシート状のものまであります。

折り畳みのできるマグネットや、線のひかれたハンカチなんかもあります。

碁石

黒と白の石を使います。

安価なプラスチック製のものから、高価なものはハマグリや大理石でできたものもあります。

『碁笥(ごけ)』という入れ物に、色ごとにわかれてたくさん入っています。

黒番と白番

囲碁では、どちらのプレイヤーが黒い石と白い石のどちらを使うかを、最初に決めます。

黒番

僕は黒石で戦うよ!

白番

じゃあ私は白石で!

そして、その色の石を、交互に盤の上に置いていきます。

(C)写真AC

このとき、オセロと違い、線と線の交わるところ(交点)に置きます。

五目並べと一緒ですね。

また、一度置いた石は、二度と動かすことはできません。

  • 黒石と白石を交互においていく
  • 一度おいたら動かすことはできない

このふたつが基本のルールです。

勝敗はどうやって決まるの?

囲碁は、陣地取りゲームです。

例えば、黒石と白石を順々に置いて行って、こんな風になったとします。

右側が黒の陣地。左側が白の陣地です。

では、線と線のクロスするところを数えてみましょう。

縁のところや、すみっこもカウントします。

黒の陣地は14、白の陣地は11つあります。

よって、この試合は、黒が3つ分陣地が多いので、黒の勝ちとなります。

あとでもう少し詳しく説明しますので、「陣地を囲っていって、広いほうが勝ちなんだ」と、ふわっと覚えておきましょう。

碁盤の上は合戦場、石は兵隊と考えるとわかりやすいですね

石の取りかた

石は、置かれた場所から伸びている線のところから呼吸をしています。

いま、こんな状況になったとします。

黒石が、白石の周りに3つ置かれています。

この白の呼吸できる場所は、下に伸びる線しかありません。

白番

周りに敵の黒石が多くて息苦しいわ……

もしも、次、黒が石を置く順番だったとします。

そして、黒が白石の呼吸するところをふさぐ▲の位置に石を置いたら……。

白の石は、すっかり黒石に囲まれてしまって、呼吸ができなくなってしまいます。

その結果、この図のように、白石は取られて(死んで)しまいます。

取られた石は、盤上から消えてしまいます。

  • 石は、繋がっている線から呼吸している
  • つながっている線を全部ふさがれてしまうと、死んで(取られて)しまう

試合終了後まで置いておいて、最後に陣地を数えて勝敗を決める際、白の陣地に置かれます。

つまり、石を取られると、盤上から味方が減って不利になるだけでなく、自分の陣地がその分、減ってしまうのです。

まとめ

ここまで、囲碁の基本のきほんを学んできました。

  • 黒石と白石を交互に、線がクロスするところに置いていく
  • 石を動かすことはできない
  • 自分の色の石で囲った陣地が多いほうが勝ち
  • 相手の石を囲んだら取ることができる

ここまでわかれば、ひとまず囲碁を打つことはできます。

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