3つの物語で遊べる持ち帰り謎『CIPHERS(サイファーズ)』の感想

持ち帰り謎の感想
©MOVIE ROCK

謎解きゲーム作成団体『MOVIE ROCK』さんの新作、CIPHERS(サイファーズ)をプレイしてみたので、感想をつづっていきます。

ちなみに、タイトルのCIPHERSというのは、暗号という意味みたいです。タイトルどおり、暗号がいっぱいつまっています。

前回作品、『レジャーオブダンジョン 古代神殿に眠る時の秘宝』から、ガラッとジャンルが変わってきましたねー。いろいろなところがパワーアップしてきている印象です。

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 『CIPHERS(サイファーズ)』とは?

こちらがキットの裏側。

今回のこのCIPHERS(サイファーズ)は、1500円で3つの謎解き脱出ゲームが入っています。ボリューム多めなので、かなりお得感があります。

トレーラー動画

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あらすじ

プレイヤーは3つの異なる物語の主人公となり、 物語に仕掛けられた謎を解き明かしていきます。

3つの物語はそれぞれ20分、40分、60分で遊べるゲームで構成されており、プレイ人数は1人〜4人まで一緒に遊ぶ事が出来るので、1人で謎を解き明かしたり、みんなで集まって知恵を出し合いながら楽しんだりとプレイヤーのプレイスタイルに応じてゲームを楽しむ事が出来ます。

なおストーリーの進行はスマートフォン(PCにも対応)、謎を解く実際のゲームは専用キットを使ってゲームを進めていくので臨場感あふれるゲームを体験する事が出来ます。

果たしてあなたはすべての謎を解き明かす事が出来るかな!!?

公式サイトより引用)

……できませんでした(結論)

3つの物語は、無事にクリアできました。しかし、最後にあるEXTRA謎。それがいまだに解けていません。また、時間をおいて挑戦します……。

『CIPHERS(サイファーズ)』の感想

A5(A4サイズの半分)くらいの大きさの封筒に、透明の袋に小分けされている謎解きキットが入っています。カード数枚ずつに小分けしてあり、先に進むたびに開けていくというシステムです。透明の袋めっちゃ開けました。

あと、鉛筆で書きやすい紙になっています。消しゴムで消しても、あとが残りにくかったです。これなら、外出先でも、比較的やりやすいのではないでしょうか。

Chapter1 DEAD ROOM

ストーリー
目覚めるとそこは見知らぬ部屋。室内は何やら奇妙な暗号で埋め尽くされている……
果たしてあなたは無事に脱出することが出来るかな?

©MOVIE ROCK

まずは、DEAD ROOM(デッドルーム)。ホップステップジャンプでいうホップ。

キットの中に、部屋の風景が入っているのが、昔ハマったFLASH製の脱出ゲームっぽくて、いい感じ。

所要時間は20分と書いてあります。ひとりで取り組みましたが、20分もかからずにサクッとクリアしました

難易度はそんなに高くありません。むしろ、ヒント多すぎでは!? と思うところもあるくらいでした。

Chapter2 LOST TREASURE

ストーリー
大航海時代に失踪した資産家ジャックリッチが遺した手紙がある日発見される。そこには宝の在り処と暗号化された手掛かりが綴られていた……

©MOVIE ROCK

続いては、LOST TREASURE。ある島にある財宝を探すというストーリー。洞窟のような場所で宝探しをします。こちらも、洞窟内の風景がマップとしてついています。

所要時間は、40分とかいてありました。ちょっとつまりつつも、無事に40分ちょっとくらいでクリア。

ネタばれになりかねないので詳しくは言えないのですが、ここの暗号はクオリティ高かったです。ある意味のものに、別のものを重ね合わせたとき、ちゃんとその意味になる! 深いとこまで考えられていて、「おおっ!」ってなりました。

Chapter3 MISSION

ストーリー
応答せよ。エージェントADAM。ミッションだ。世界征服を企むイット博士の書斎に潜入し、大量破壊兵器“OSEL“の機密資料を奪取せよ!

©MOVIE ROCK

最終のMISSION(ミッション)。エージェントとして、敵のアジトに侵入! というストーリー。このシチュエーションが3つの中では一番好きです。

所要時間は60分とあります。他の2つは比較的すすっと解けたので、満を持しての挑戦。しかし某所でつまってしまい、数日の時間を置くことに。

バッドなエンドにはたどり着いた……なんとなくあれがあれであれなのかな? というところまではわかる。でも、その答えでは進まない……。

どうしても行き詰ったので、ほかのひとに解いてもらうことにしました。他力本願。

謎解き初心者に遊んでもらった

ちょうど正月休みで家族が集まっていたので、プレイしてもらいました。

だいたいどういうものかを説明したら、あとはお任せ。

時間をかけて考えつつ、「あっ、わかった!」とそれなりに楽しそうな様子。そしてその様子をたまに見にくる私。監視役か。

私は割と謎解きが好きです。謎解きゲームや本に慣れ親しみ、脱出イベントのために遠征する、そこそこの経験値をつんだ謎好きです。

普段の脱出ゲームでは、開始と共にみんな猛然と謎を解き始めます。「あ、はい、これね」「こうだよね」「〇解けました、まだ手つかずのやつありますか?」って感じです。そんな、謎をある意味、作業のようにすいすい解いていく猛者をいつも目にしています。

なので、謎に不慣れな家族の様子は、新鮮でした。数分、下手したら十数分、無言で考え込む様子に、「あっ、ふつうのひとってこうなんだね……!」という謎の感動を覚えました。

そんな初心者でも、時間をかけながらも少しずつステップアップしつつ進んでいける導線がよい感じです。

そして唐突に謎は解ける

家族も、私同様に最後の謎でつまりました。どうすんのこれ? と聞かれたので、「ここがこうだと思うので、こうしてこうしてみたけど解けない」と現状を説明。

説明している最中に、「あれ、じゃあこうしたらどうなるのかな?」とひらめいたので、やってみたらなんとクリアできました。

家族の側としては「え?( ゚д゚)」って状態だったと思います。すまんかった。

まとめ

以上、持ち帰り謎『CIPHERS(サイファーズ)』で遊んでみた感想でした。

初心者のひとに「謎解きゲームってどういうもの?」と聞かれたときにおススメしたい持ち帰り謎です。

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