あなたの財布には、ポイントカードは何枚くらい入っていますか? もしかしたら、財布とは別にカード入れを持ち歩いている方もいらっしゃるかもしれませんね。
お店で勧められて、うなずくだけで作れてしまうポイントカード。これって、けっこう曲者です。一枚、一枚が積み重なって、財布を分厚くしてしまいます。そして、その割には、たいしたメリットがない、なんてことも……。
気軽に増やさずに、本当にそのポイントカードが必要かどうか、検討してみることをおすすめします。ポイントカードを処分したら、財布が軽くなって、買い物が快適ですよ。
ポイントカードって、結局なかなか貯まらない
お店でもらえるポイントカードって、だいたいこんな感じです。
- 10スタンプで1回無料
- 100円で1ポイント。1ポイント=1円。溜まったら割引券や粗品と交換
100円で1ポイント。交換できるのが100ポイントだとすると、1万円使うごとに100円貯まるわけです。結構、低いものですよね。たまにしか行かないお店だと、一生貯まらない可能性もあったりします。
考えてみてください。
これから先、あなたはそのお店で、何万円使いますか?
何万円も使わないのなら、そのポイントカードは手放してしまいましょう。何万円かは使う、という場合でも、財布を重たくするデメリットと、天秤にかけてみる必要がありそうです。
ポイントカードに行動を左右されていませんか?
私がポイントカードを持ちたくない理由がこれ。
……こんな風に考えたこと、ありませんか?
これがポイントカードを発行する側の作戦です。ポイントが貯まるから使おうと思ってもらえたら、勝ちなわけです。
逆に、ポイントカードを持っている側としては、こうなったら負けだと思います。
極端な話、餃子とパスタでは餃子の方が食べたかったのに、パスタのお店ならポイントカードにポイントが貯まるから、本心に背いてパスタにしちゃった……ということがありえるわけです。
ポイントカードに行動が左右される。
それって、なんとなく、嫌じゃないですか?
どうせ食べるなら、好きなものを選びたいですよね。
迷ったとき、自分の本心で選びたい。余計な要素に邪魔されたくない。
お得じゃない、いらないポイントカードを手放そう
ポイントカードを手放す方法
貯まっていたら交換しよう
まずは、何かと交換できるものは交換しちゃいましょう。
ただ、交換できるくらい貯まっているということは、今後も貯まる可能性が高いかもしれません。手放さなくてもいいかもしれませんね。
ポイントカードをお店へ返しに行こう
これが一番スッキリします。
退会届を書いて、提出。ポイントカードは、「破棄してください」とお願いします。持ち帰ってくださいと言われる場合もあります。その場合は帰って捨てましょう。
別に、店員さんに冷たくされることはありません……多分。
昨今、個人情報の流出が時たま大きなニュースになります。いつどこで個人情報が流出してしまうか分かりません。それならば、あまり使わない、お得でもないポイントカードの発行元に、いつまでも自分の個人情報を預けておきたくはないですよね。
そのまま捨ててもいいかもしれない
登録する必要がなかったカード。飲食店でよくある、何百円ご利用ごとにスタンプ1個押してもらえるポイントカード。これはそのまま捨ててしまって、問題ありません。
まとめ
ポイントカードを手放すと、財布が軽くなります。会計のときに、財布の中を探してごそごそする必要もありません。「あったっけ?」「なかったっけ?」と思い出す必要もありません。
また、どのお店を選ぶか考えているときに、ポイントについて考えることがなくなります。
大げさかもしれませんが、本心のままに何かを選ぶ自由が手に入ります。
最近、ポイントカードが財布に増えてきたなあ、というあなた。
ぜひ一度、財布の中を見直してみることをおすすめします。
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