abrAsus(アブラサス)の小さい財布を一年間使ってみた感想とレビュー

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abrAsus(アブラサス)の小さい財布を使い始めて一年が経ったので、その使い心地をご紹介します。小さいけれど、収納性バツグン。クセはありますが、ミニサイズの財布を求めているあなたには、検討の価値のある財布だと思います。

abrAsus(アブラサス)の小さい財布とは?

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その名のとおり、非常に小さい財布です。

使っていると、「それ、カード入れ?」とよく聞かれます。でも、こんなサイズですが、お札は三つ折りできちんと入ります。

小銭も、普通に買い物をしている分には問題なく入ります。カードは5枚まで。穴がついているので、家の鍵もぶら下げて入れておくことができます。

シンプルイズザベストを体現したようなお財布です。

abrAsus(アブラサス)の小さい財布を選んだ理由

私がabrAsus(アブラサス)の小さい財布を選んだのは、「ミニマリスト 財布」で検索したところヒットしたからです。

当時、私は生活のシンプル化、ミニマル化に取り組んでいました。

物を減らして部屋を綺麗にしたい。持ち物をすっきりさせたい。そんな活動の中、目をつけたのが財布でした。

それまで使っていた革製のブランド物のごっつい財布。不満はないけれど、ミニマリストを志す者としては、「極限にミニマルな財布」に思わず心ひかれました。

abrAsus(アブラサス)には、「薄い財布」と「小さい財布」があります。

薄さか、小ささか。両方とも、値段はそう変わりません。迷いました。

ズボンや胸ポケットに財布を入れたいという方は、薄い財布を選んだ方がいいかもしれません。私の場合そうした、薄さの利点が発揮される機会はなさそうなので、最終的に小さい方を取りました。そう考えると、どちらかといえば「薄い財布」は男性向け、「小さい財布」は女性向けなのかな?
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実際に使ってみた感想

第一印象

ペラい!」でした。予想していた以上に薄いです。小さい財布を選んだはずなのに、薄い財布でした。ペラペラとまではいかないまでも、相当にペラいです。

あと、安っぽ……くはないかな……? 革なのですが、とにかく薄いので、安っぽいこともないけど、高級感があるかと言われると微妙な感じです。値段の割には、高級感はないかもしれないですね。

また、財布の構造上、横が空いているのですっかすかです。硬貨やお札、カードが落ちないか、ものすごく不安になりました。社会の窓を開けて外を歩いている気分です。

その反面、硬貨やお札のだいたいの量が、財布を開けなくてもわかるのは便利です。

収納できる量について

まずは、収納できる量から。

現在、普通の財布を使って乗り換えを検討していたら、「今、財布に入れているものは全部入るのか?」というのは、気になるポイントだと思います。

お札は十数枚くらいまで

ごく普通に生活する上では、問題ない量が入ります。

十万円くらい常に財布に入れてます! という方が、一万円を崩したりしちゃったら、しめるのがキツいです。しまらないかも。一万円を崩すのは、千円札を使いきってから!

あとはレシートを相当ためすぎちゃったらアウト!

でも、まあ、普通に生活していたら、ほぼそんな事態にはならない……はず。

硬貨は、なるべくきっちり使おう

こちらも、ごく普通に生活する上では、問題ありません。ただ、硬貨を溜めすぎると財布が太くなってしまいます。そのため、この財布に変えてから、なるべく硬貨が増えないように支払うクセがつきました。

また、自販機や切符売り場や、無人のレジで、あるだけ全部の一円→五円→十円→百円と入れていくと硬貨が消費できてできていい感じです。後ろに誰も並んでいないときに限りますが、何も計算しなくてもいいのは楽ですね。

一度、割り勘したお金を受け取る際、一気に小銭が増えて財布のボタンが閉まらなくなったことがありました。逆に言うと、そういう特殊なケースでもなければ、気をつけてさえいれば大丈夫かと思われます。

小銭入れは浅いので、取り出しやすさは上々です。

カードは5枚まで……?

この財布の一番の鬼門。カードは5枚までと説明には書かれています。

この5枚というのは、クレジットカードや銀行のキャッシュカードのような硬いカードをイメージしているのだと思います。

しかし、そういう一般的な硬いカードを5枚入れてみましたが、相当、きつかったです。

構造上、一枚一枚を出すのは難しいです。そのため、5枚ぜんぶをいちいち出してから、一枚を選ぶという、えらく面倒くさい作業を要求されます。

最初から入れるなら、4枚くらいでちょうどピッタリかと思います。使い込んでいくと、ポケットが緩くなって、5枚入りやすくなるかもしれません。

ちなみに私は、

  1. 保険証
  2. 定期券
  3. 交通系プリペイドカード

の3枚を常時入れています。全部、硬くない薄っぺらいカードなので、一枚ずつ出すのも苦になりません。他には、その日の行先や用事によって、

  • スーパーのポイントカード
  • 病院の診察券
  • 銀行のキャッシュカード
  • 交通系ICカード

あたりが追加されたりされなかったりします。

レシートは入るのか

お店でもらったレシートは、お札と一緒に突っ込みます。それ以外に入れる場所はありません。増えてくると財布が圧迫されるので、自然とレシートを財布の外へ出す習慣がつきます

出さないと外出先で財布が閉まらなくなりますからね……。

家の鍵

一般的な鍵でしたら、穴にストラップを通して、財布とセットにできます。ストラップを短くして、小銭入れの手前に挟むといい感じです。振ると横から鍵が出てくる財布にできます。便利です。

良かった点

財布にいくら入っているか、把握できる

手に持つと、財布自体が軽いので、お金の重さがわかります。横から覗くとお札の量もわかります。現在、お財布にいくら入っているのか、常に把握できます。

小さいので外出が身軽になった!

お金、保険証、定期券、家の鍵。家を出るとき、必ず持って出る必要のあるものが、この小さい財布ひとつにまとまりました。

以前なら、

  • 財布(重い、大きい、手に余る)
  • 定期券入れ
  • 鍵入れ(なくさないように大きめだった)

の3点が必要でした。つまり、必ずカバンが必要だったのです。

小さい財布に変えてからは、小さい財布ひとつ持って家を出ることができます。フットワークが軽くなりました。また、定期券などの忘れ物をすることもなくなりました。

「あれ、カバンに入れたっけ?」となっても、財布があることさえ確認すれば解決。

良かったことについては、こちらの記事にも書いています↓

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悪かった点

小銭をぶちまける危険がある

小銭入れに専用のふたはついていません。財布をしめるとき、お札と財布のふたによって、自然と小銭入れがふたされます。開ける向きが間違っていると、小銭入れを逆さにしてしまい、小銭がぶちまけられます。

私も、財布が届いてすぐ、家で財布を触っていて、やってしまいました。家でよかったです。ちなみに、慣れが必要というほど難しいことでもないので、一回ぶちまけたら、もう大丈夫だと思います。

お札がくるんと丸まる!

財布を閉じるときに、お札がくるっくるっと丸まります。三つ折りの財布である以上、仕方のないことですが、レジに出すと、丸まっている感があります。

汚れが目立つかもしれない

うっかりインクつけちゃいました。薄い色を選んだので、ちょっと汚れは目立ちます。

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黒、茶色、ネイビーあたりは、汚れが目立たないですね。カラーバリエーションはそこそこ多くて、迷いました。可愛い系でいうと、ボルドー、プラム、アリスブルーがいい感じです。

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まとめ

愛用している「abrAsus(アブラサス)の小さい財布」の感想をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

  • 「カード5枚」をクリアできる
  • ミニマリストをめざしている
  • 財布はとにかく小さい方がいい

そんな方には、最適な財布だと思います。

結婚式などの、小さいカバンしか持てないとき用のセカンド財布としても、検討の価値があります。ただ、ミニマリストをめざしている立場からすると、「財布をふたつ持つくらいなら、これひとつで充分じゃん!」と思います。

使い込んで一年経ちましたが、特に耐久性にも問題はありません。

ちょっとくたびれたかな? でも、もう、普通の財布へは戻らないです。[itemlink post_id=”3962″]

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