お金の流れをわかりやすく。銀行口座はひとつでいい

モノの減らし方

銀行口座って、あなたはいくつ持っていますか?

私は、5つも6つも持っていました。そんなにお金ないのに。

今回、使わない銀行口座を解約して、できうる限り少なくしていこうと思います。

銀行口座が増えていく理由

お金を振り込むとき、同じ銀行ですと、手数料がかからない、もしくは安くて済むケースが多いです。そのため、

  • 「家賃の振込はここの銀行からだから」
  • 「バイトの振込はここの銀行からだから」
  • 「家や学校に近いのはここの銀行だから」

といった調子で、どんどん増やしてしまっていました。

振込の際は、いちいちお金をその銀行へ移動して、そこから振込。そうすると、かかる振込手数料を節約できます。

しかし、口座間のお金の移動のため、引き出す際に手数料がかかっては本末転倒。また、どこの口座にいくらあって……といちいち考えたり、実際の店舗をはしごするのは、とても面倒で疲れるものです。

そもそも、家賃はこの口座、給料はこの口座、公共料金はこの口座と分けていたら、お金の流れの把握も一苦労です。

銀行口座、どこを残す?

そこで、銀行口座をひとつにするべく、立ち上がりました。

ひとつだけなら、通帳を見ればお金の流れがわかります。簡単です。

問題になってくるのが、どの銀行口座を残すか、です。これは、銀行のサイトを見て、手数料の表とにらめっこしました。引き出し手数料だけなら、どうやらろうきんが最強のようです。24時間、コンビニで引き出せて、手数料がかからない。

振込手数料はこの限りではありませんし、生活圏の近くに店舗やATMがあるかといった問題もあります。田舎ならコンビニはなく、ゆうちょ銀行一択の地域もあるかもしれません。このあたりは、自分の状況と照らし合わせて、必要な銀行だけを残します。

各種支払いを、残す口座へ移動する

電気、水道、ガス、etc……。それぞれの通帳を見ながら、口座振替しているものを、残す口座へ移していきます。その際、手続きに時間がかかる場合がありますので、口座振替が新しい口座でスタートしたことを確認してから、古い口座を解約するようにします。

数ヶ月、数年間、取引履歴のない口座でしたら、いきなり解約しても問題ないかもしれません。しかし、何かあったら面倒ですので、それなりに様子を見るのをお勧めします。

そのため、思い立ってすぐ解約というわけにはいかず、数ヶ月単位で時間がかかります。

銀行口座を解約する手続きについて

まず、銀行が空いているのは平日の昼間。学校や仕事の都合によっては、とてもじゃないけど行けません。

私は仕方なく休みをとって行きました。15時と、割に早く閉まってしまうため、午前中から作業スタート。

やり方は簡単。銀行へ行き、通帳とキャッシュカードを出し、解約を申し出るだけ。届け出た印鑑も持っていく必要があります。書類に必要事項を記入して提出すれば、五~十分、混んでいても十五分もかからずに口座の解約ができました。

通帳は、パンチで穴を空けて返却してくれるところ、銀行側で回収して廃棄しておいてくれるところ、と様々でした。

まとめ

最終的に、通帳は一冊になりました。

数千円だったり数百円だったり、数円だったり(!)しましたが、遊休口座にあったお金も回収することができました。

ろくに使っていない銀行口座を断捨離した結果、いくらくらい出ていって、いくらくらい入ってくるのかという、お金の流れが把握できました。今後は、見るべき通帳が1冊でいいので、さらに楽できます

面倒くさがり屋だからこそ、物事をシンプルにしていきたいものです。

[itemlink post_id=”4081″]

コメント