ミニマリストをめざす中で、昔もらった賞状や表彰盾、トロフィーを手放すことにしました。
「思い出の品」の中の難敵
さあ、今から部屋を片付けるぞ!
と思っても、思い出の品って、なかなか片付けられませんよね。
文集や手紙は、ついつい読み漁ってしまいます。アルバムやプレゼントでもらったもの、観光地で買った記念の品なんかも、眺めて思い出に浸ってしまいますよね。断捨離の手が一番とまりがちなのが、この「思い出の品」ではないでしょうか。
そして、「この思い出の品」の中でも、厄介な難敵となりがちなのが、賞状や表彰盾、トロフィー。これらのものは、一回捨ててしまうと、もう同じものは手に入りません。そのため、手放すのに抵抗感があります。
そして、手放すことにしたとしても、どうやって手放すのか? を悩むことになります。
売れるのか、捨てればいいのか……?
そこで、今回はこうした賞状、表彰盾、トロフィーの断捨離の仕方について、ご紹介します。
私が賞状や表彰盾、トロフィーを断捨離した理由
賞状、表彰盾、トロフィー、あとはメダルなど。この3点は、部活や趣味の大会などで手に入ることがあります。誰しも、ひとつくらいは持っているのではないでしょうか。それ自体はめでたいことです。でも、貰って帰ってきても、飾っておくくらいしか使い道はありません。
私も、段ボール1箱くらい賞状や表彰盾、トロフィーがありました。実家に置きっぱなしになり、ホコリをかぶっていました。
ミニマリストを自称する以上、実家に物を置いておくのはポリシーが許さない。そこで、家に引き取ってきました。そして、3つの理由から、断捨離することを決めました。
断捨離する理由1 場所を取る。ホコリがたまる
これが一番の、そして絶対的な理由です。
実用品ではない段ボール箱が一箱。リビングにドンと置いてあると、邪魔以外のなにものでもありません。引っかかって転んでしまいます。押し入れに入れておいても、スペースを取るだけ。ホコリがたまるだけです。
何年後か、何十年後か、引っ越しのときに段ボール箱を開けて、また「これ……どうしよう」となることは、目に見えています。置いておくのは、臭いものにふたをしただけの、問題の先送りですね。
下手したら死んだあとに家族が開けることになるかもしれません。
「これ……どうしよう。邪魔だけど、捨てるのも故人に悪いなあ。でも、捨てるしかないか」
こんなふうに面倒くさく思われ、実際に手間もかけさせてしまう。それなら、今、自分で処理しておくべきですね。
断捨離する理由2 使い道が……ない
捨てるのも忍びないと思い、机に飾ってみました。ご飯を食べるスペースがなくなりました。玄関に飾ってみました。一人暮らしの家の玄関に、ものすごい圧迫感。邪魔です……。
↑玄関には何も置きたくないですね!
ひとつだけ残して、飾るという選択肢も考えました。しかし友人が来た際、トロフィーを飾っていると、自慢しているみたいで、ちょっと嫌な感じです。私の場合、大した戦歴でもないので、ドヤァといった感じで飾りづらいです。
断捨離する理由3 過去の栄光より、未来に目を向ける
「学生」と頭についている大会を除けば……また取ればいいじゃん! と思いました。ポジティブシンキングです。もっと大きな賞を取れるかもしれません。そう考えれば、過去に獲ったものにこだわる必要って、実はありません。
それに私の場合、試合に出たとき、欲しかったのは、賞状とか、表彰盾とか、トロフィーじゃなかったのです。あなたもそうではありませんか? 大事なのはモノじゃないんです。
そして、賞状や表彰盾やトロフィーをもらえたということは……欲しかったものは、ある程度、もうすでに手に入っているはずです。
どうやって断捨離すればいいの?
売れるかな? ……と思って色々と調べてみました。結論から言うと、売れないと思って間違いありません。金とか入っていたら別です。でも、普通のひとが獲れる普通のトロフィーや盾に、残念ながら金は含まれていないようです。
売るとしても、パネルには名前や大会名が刻まれています。はがすのも大変です。そのため、買い取りをしてくれるお店も、なかなかないようです。まあ、そりゃ、中古のトロフィーなんてもらっても嬉しくないですから、需要なんてないです。
ゴミに出すことにしました。自治体によるかと思いますが、私のところは燃えるゴミでした。
番外編:写真に撮って保存しておく
見直してみると「懐かしい!」となるものもあれば、「こんなん取ったっけ?」となるものもありました。しかし、「懐かしい!」だけなら、写真に撮っておけばいい話です。
↑写真に撮ってEvernoteに入れておくと、いつでも見られていい感じです。
ひとつひとつの写真を撮り、そして全部まとめて集合写真。
賞状もスキャンしました。
まとめ
かさばる賞状、表彰盾、トロフィーについて、断捨離した理由と方法についてお伝えしました。いかがでしたでしょうか?
過去の栄光を手放したことで、スペースがあいてすっきりしました。そして、また新しいものを獲れそうな、前向きな気持ちになりました。
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