『うさぎは正義1』は、うさぎ好きのうさぎ好きによるうさぎ好きのための漫画でした

読んだものの感想
©井口病院

仕事帰り、ふらっと本屋に立ち寄りました。

癒されたい……

そんな私の視界に入ってきたのが、この本の表紙でした。ドンと描かれたうさぎと目が合い、気がついたらお買い上げしていました。久しぶりの表紙買いです。
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内容をひとことでいうと、うさぎ好きのうさぎ好きによるうさぎ好きのための漫画でした。

つらつらと感想を書いていきます。うさぎ可愛い。

内容紹介

オオカミのボスが…うさぎ!?

見ているだけで癒されるかわいいうさぎ。
例え、塩対応でも、毒舌でも…その存在こそが正義なんです!
ちょっぴりスパイスの効いたうさぎが織りなす癒しコメディ! !

(Amazonの商品説明より引用)

表紙にいる狼2匹のボスがうさぎというぶっとんだ設定。かわいいは正義だから仕方ないですね。

うさぎが比較的リアルに描かれています。中身もだいたい表紙のタッチです。うさぎに対するこだわりの強さを感じますね。

pixiv累計PV数350万超えの井口病院が描く「うさぎは正義」待望の書籍化!!!

とあり、もともとはpixivというイラスト投稿サイトからの書籍化のようです。ちなみに中身はモノクロです。

内容としては、表紙になっているうさぎのボスと手下の狼2匹の話のほかに、うさぎと合コンする話新入社員としてうさぎが入ってくる話があります。

前者は野生っぽいですが、後者二つは、人間社会にうさぎが溶けこんでいます

あらすじと感想 ―おおかみのボスはうさぎ―

メインはこちら。

圧倒的な強さと可愛さで、狼2匹を従えるうさぎのボスのお話です。

どうやって従えるのかな? という疑問をいだいて読み始めました。

結論からいうと、この漫画の世界の草食動物は、物理的にも強かった。肉食動物が何を食べて生きているのか謎ですが、そこは触れないでおきましょう。

割とどのコマもボスが同じ顔をしていて、本当にうさぎって無表情なんだなーと思ったり。そういえばハムスターもそうでした。無表情というより、どこか微笑んでいるような顔ですよね。多分、口が ω になっているからそうみえるのでしょう。

うさぎの生態なんかもかかれています。うさぎを飼っているかたにとっては「あ、あるあるー」なネタなのかもしれません。

あらすじと感想 ―うさぎと合コン―

OL、ひとみは合コンの数合わせに、バイト先のうさぎ、きなこを誘う。うさぎならライバルにはならないだろうという計算だった。ところがどっこい、きなこはとんでもない強敵だった。

というストーリーです。

特に説明もなく、うさぎが人間社会に生きています。しゃべります。合コンにも参加します。

このきなこちゃんが可愛いです。スカートを履いてリボンをつけた、女の子のうさぎさん。スカート履いても丸見えですが、履く意味はあるんでしょうか。かわいいから問題ないかな。

「きなこしゅわしゅわするの苦手だからぁ」

by きなこ

合コンで炭酸苦手アピールする、うさぎのきなこ。

このきなこちゃんのクライマックスの決め台詞には、思わずきゅんとしました。この話がいちばん好きかもしれません。

あらすじと感想 ―新入社員は合コン―

会社に新入社員として入ってきたのは、うさぎの二階堂だった。T大卒エリート(ただしゆとり)の二階堂に、主人公の人間の青年、見吉は振り回されっぱなし。受付嬢に恋したり、取引先が押しかけてきたり、波乱万丈な会社ライフ。

だいたいこんなお話です。主人公がひたすら不憫です。複数のうさぎを雇っている会社……大丈夫でしょうかと心配になります。しかしどのうさぎさんも、マイペースに、人間以上にうまくやっている模様。

これ、二階堂が人間キャラだったら、イラっとしていたと思います。もふもふで可愛いから許されます。可愛いは正義。

まとめ

目的とか、ストーリーの筋立てなんかは気にしちゃいけません。ただ、うさぎを可愛いがるだけの漫画です。

もふもふに癒されたいときには、ぜひ。
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2巻も出ています。感想はこちら↓
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