アジトオブスクラップ京都のリアル脱出ゲーム「パズルルームからの脱出2」に参加してきましたので、感想についてお伝えします。
謎そのものへのネタバレは、極力書かないようにしています。
雰囲気や流れなんかについては、ざっくりと書いていますので、事前情報を入れたくない! という方はご注意ください。
画像は公式サイトより引用。
「鍵はもうひとりの生存者」と書いてあるのが気になるところですね。
「パズルルームからの脱出2」とは?
形式
ルーム型と呼ばれる形式です。10人でひとつの部屋に入り、協力したり協力しなかったりしながら、謎を解いていく、という形式です。
10人を知人で固めない限り、初対面のひとと一緒に挑戦することになります。声かけや情報共有は大切です。役割分担も自然とすることになります。
ストーリー
目が覚めると、そこは見知らぬ部屋の中。
周りを見渡すと、一台の監視カメラとモニターが設置されていた。
戸惑いをよそにスピーカーから音声が流れだす。『過去にパズルルームから脱出した優秀な君達のために、もう一度、ゲームを用意した。 神経ガスがその部屋を満たす60分以内に謎を解け。』
再生が終わると同時に電源が入るモニター。
なんと画面の向こうには、あなた以外にも閉じ込められた者がいる。
一体この部屋で何が起こっているのか?そして脱出する方法は?あのパズルルームの惨劇から2年。
画面の向こうの生存者と協力し、あなたはこの奇妙な部屋から脱出することが出来るだろうか?(アジトオブスクラップ京都サイトより引用)
以前、感想を書いた「パズルルームからの脱出1」のシリーズものとなっております。雰囲気やモチーフが似ています。
「2」というタイトルになってはいますが、「1」に参加したことがなくても、問題はない内容となっていました。
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↑「1」の感想はこちらです。「1」と「2」は、1ヶ月ごとに交互で開催されています。
「パズルルームからの脱出1」との違い
大きな違いは、ストーリーにもあるとおり「もうひとりの生存者」がいるということです。最初はなんのことかわかりませんが、謎を解いていくとわかります。
ここが「パズルルームからの脱出2」が他と違う大きなポイントです。
インターネットで「脱出ゲーム」を検索すると、ネット上で遊べる脱出ゲームが多数ヒットします。その多くはフラッシュでできており、マウスで部屋のあちこちをクリックしていく、という風になっています。
今回の「パズルルームからの脱出2」では、そんな昔懐かしい「リアルじゃない脱出ゲーム」の感覚を味わうことができます。
画面ごしに操作するという、不便でもどかしい感覚です。
インターネット上の「脱出ゲーム」が好きな方は、この「パズルルームからの脱出2」、ぜひ挑戦してみてください。
「パズルルームからの脱出2」の感想
始まるまで
10人が集まったところで、自己紹介をしました。
「パズルルームからの脱出1」に参加したことのあるひと、ないひとで半々くらいでした。
「1」に参加したひとはネタバレしないように、と注意を受けました。
序盤 ~探索パート~
部屋の中を探索していきます。
ここで必要なものをもれなく見つけきることができるか? によって、時間の消費度合が変わってきます。
謎なものがたくさんありますが、しかるべき時に使うことになるため、「今、考えるべきもの」「置いておくべきもの」の判断をしっかりつけることが大切です。
また、「ある行動をすると隠れてしまう」ところに謎があったことに感心しました。
いじわるですね。(褒め言葉)
中盤 ~謎解きパート~
先ほど、『「パズルルームからの脱出1」との違い』でも書きましたが、ここが今回の特徴的な部分です。そして、人手がいちばん遊びがちになりそうだと感じました。
進めていく者、探索を続ける者、役割分担をしっかりとしていくことが必要です。
終盤 ~畳みかける謎~
なにがとは言いませんが、まるで引っ越し業者のようでした。
できあがる図が精密です。この謎を組み上げた光景を想像すると、なかなか大変そうです。
驚きの展開がありましたが、特に皆さん気にすることなくスルーでした。薄情ですね。
ラストの方で、謎は二転三転していきます。そうだと思ったところが、ストーリーを進めていくと違ってきたり。こうしたところは驚きの連続で素直に楽しいです。
結果は……やっぱり駄目だったよ
タイムオーバー!
敗因は、探索パートで見つけられないところがあったこと。
中盤に入る前に、糸口を見つけられず停滞して無駄な時間を過ごしてしまったこと。
終盤で、とあるものの再利用に気がつかなかったこと。
あげればキリがありません。総合的な謎解き力が足りなかったかな……。
謎解き力、鍛えねば。
まとめ
『パズルルームからの脱出2』では、レトロなインターネット上のフラッシュゲーム風味が味わえました。
『1』とはまた違った感覚で楽しめました。
『1』に挑戦したことのある方も、そうでない方も、ぜひ挑戦してみてください。
↑公演の情報はこちらからどうぞ
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