『ゲームが趣味です』から『ゲーム製作が趣味です』に進化するまでの記録

ゲーム

ゲーム制作を始めて数年がたちました。ここで、一度これまでのゲームにまつわる私の歴史を振り返ってみます。

趣味として物語づくりを始めたきっかけ

小学校高学年の頃から、趣味で小説らしきものを書き始めました。きっかけは、もともと本が好きだったこと。そして、友達に勧められて読んだライトノベル「キノの旅」でした。なんか、「これくらいなら私にも書けそう!」とか、うっかり思っちゃったのです。そんなわけないよ!

幼さゆえの全能感ですね、はい。


そしてその後しばらくしてフリーゲームにハマりました。

フリーゲームにハマる

主に、CGIゲームという、ネット上でできるフリーゲームです。

  • 「Labyrith」
  • 「Script of SagaⅡ」
  • 「汝は人狼なりや?」 Table@版

なんかです。

「Labyrith」はどことなくチープなアイコンと、意外に楽しいキャラメイクが売りの洞窟を潜っていく系の戦闘RPGです。果たしてこの説明文があっているのか、謎です。中世ヨーロッパとか、魔法と科学とか、冥界と現世とか、中二の大好きなキーワードがいっぱい出てきます。

また、成長時にHPしか増えず、各能力にHPを割り振っていくのですが、この戦略の組み立てがなかなかどうして頭を使います。技のリストとにらめっこ。最適解が決まっていないパズルは楽しいものです。

「Script of SagaⅡ」は戦士や商人、魔法使いとなって戦闘したり商売したり他の人のキャラと交流するRPGです。現在のMMOの先駆けではないかと思います。

「汝は人狼なりや?」は、いわゆる「人狼」です。嘘をついているひとを推理と話術で暴き出したり、嘘をつこうとして推理と話術で暴かれる人間不信誘発ゲームです。後にひとりで人狼を遊べるゲームを作るほど、人狼は大好きです。

[kanren id=”1154″]

「Script of SagaⅡ」や「汝は人狼なりや?」は、自分でサーバーを借りて、ゲームを設置して、カスタマイズして遊んでいました。そのためにCGIとHTMLとCSSを独学で学びました。

まごうことなき若年性PCゲームオタクです。ファミコンや64を買ってもらえなかったので、代わりにパソコンがゲーム機だったのです。

「レミュオールの錬金術師」「水色の塔」も好きでした。

そして、サウンドノベルへ

次にハマったのがサウンドノベル系です。夢中になって読みました。「鬼ヶ島」「ノルカソルカ」「学校の怪談シリーズ」、それから「ナルキッソス」など。「TRUE REMEMBRANCE」「送電塔のミメイ」にもドはまりしました。

そこでHTMLでゲームを作り始めました。小説を書き、場面ごとに1ページずつ区切り。複数用意した選択肢のどれかをクリックすることで次のシーンへ続きます。電子版、ゲームブックみたいな感じです。

続いて手を出したのが、「NScripter」。主にアドベンチャーやサウンドノベルを制作するためのソフト? 言語? ツール? です。小説を書いて、それに音楽と画像をつけられるのです。

何かを作ることが大好き! だったので、熱中しました。

そしてすぐに「吉里吉里」へ移行します。違いはといえば、好きなゲームで使われているのが「吉里吉里」だったからという理由です。単純ですね。

小説に音楽と画像を付けただけの作品を、5作くらい作りました。

そんなとき、ウディタと出会う

そんな中、ウディタと出会いました。RPGが簡単に作れる! と飛びつきました。そしてあまりの難解さに泣きました。簡単じゃねーです。最初に作ったのは銃で闘う系のRPGです。基本システムまんまで、とてもじゃないけど他人様に見せられるクオリティではありませんでした。

次に製作したのが、「学級戦争」というアクションRPGゲームです。

これは、ARPGのコモンを見つけて、作りたくなったので作ってみたものです。マップ作りから何から何まで、手探り状態です。生徒のキャラが人間としてありえない動きをしていたりします。他人様に見せられるクオリティかといえば、ちょっと首をかしげますが、五分で終わるゲームなので、そこはご愛敬です。

[kanren id=”1174″]

次に作ったのが「雪合戦」でした。最初の何作かは、ウディタの練習をしようと思って作っています。こちらはシューティングを作りたくて、ニコニコ動画の「シューティング講座」を必死になってみながら作りました。しかしシューティングというか、なんちゃってシューティングです。

[kanren id=”1179″]

その後、基本システムというあらかじめ組み込まれたシステムを使い、ウディタ作品を作っています。最近作ったのが「ひとりかくれんぼ」という都市伝説を元ネタにした、都市伝説をそのまま体験してみるゲーム。「ひとりかくれんぼ」をリアルでやってみたいと思ったけどさすがに勇気がなかったので作りました。

[kanren id=”1183″]

このゲームで、目標のひとつだった「自分のゲームの実況中継動画を見る」というのが叶い、とっても嬉しいです。心臓がバクバクしますし、逃げ出したくなりますし、画面の前でにやけています。完全に変なひとです。

まとめと今後の目標

次の目標は、現在作っているゲームを完成させること。今、現在作っているゲームは、ウディタでシステム自作です。基本システムは使いません。他のひとの書いたコモンも導入しません。参考にしつつ、自分で入力してきます。

デバッガーに依頼して、ミスがなく完成度の高い作品にしたいです。私は性格がそそっかしいので、息をするようにミスをしちゃうんですよね。どげんかせんといけんね。

コミカライズ化、ノベライズ化されるような人気作品を、いずれは作っちゃいたいです。いずれは!

夢は大きく。目標は高く!

ゲーム作り。難しくて面倒くさくてややこしくて投げ出したいです。

……でも、楽しいんだな、これが。

コメント

  1. taku. より:

    共感できる部分がたくさんありました!
    自分も今、高校1年生で趣味としてウディタでのゲーム制作をしています!
    人狼プレイさせていただきました!
    鶏のセリフで笑わされました笑
    こんな超絶クオリティのゲームを
    作れるよう自分もがんばります
    陰ながら応援させていただきます
    頑張ってください!
    乱文失礼しました。

    • すぷれる より:

      コメントありがとうございます!
      共感してもらえてうれしいです。
      人狼プレイしていただきありがとうございます。
      お互いがんばりましょう。
      ではでは

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました