私がミニマリストをめざすきっかけとなった本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。- 断捨離からミニマリストへ -」をご紹介します。
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この本と出会ったきっかけ
ふと見ていたテレビに、ガランとしたマンションの一室が移っていました。白い壁とフローリングしかない、この本の表紙の部屋です。
ここ数年で一番といっていいくらいの衝撃を受けました。写真で見るとそうでもありませんが、映像で見てみたその「何もない部屋」のインパクトは大きかったです。びびっと来るものがありました。
そこで「ミニマリスト」という単語を知り、取材を受けていた方が書いたというこの本を、本屋で買ってくるに至りました。
内容について ミニマリスト本の草分け
私のように、この本であったり、この本の著者であったりをきっかけに「ミニマリスト」という単語を知った方も多いのではないでしょうか。
最初の方の数ページはカラーページとなっており、写真が載っています。
- 断捨離をする前の、モノを溜めこむ「マキシマリスト(最大限主義者)」の部屋
- モノが減ってきて、すっきりとした「シンプルライフ」な部屋
- 比喩でもなんでもなく、モノがほぼない「ミニマリスト(最低限主義者)」の部屋
著者の部屋は、最初は1だったのが2となり、やがて3になったとのことです。そのそれぞれの段階での写真が並べられていて、比較すると同じ部屋とはとても思えなかったです。
内容としては、冒頭のカラーページで数名のミニマリストが紹介されています。家族4人くらしでも家がスッキリしている方の部屋の写真なんかには、憧れます。
本文では、ミニマリストについてや、モノを捨ててどう生活が変化したのか、またモノを捨てるためのステップ、さらにアップル社製品について書いてあります。これを読んだら、ミニマリストについてざっと知ることができるという教科書みたいな本です。
文章だけではイメージがわきづらいと思われるところもありました。テレビで見た映像のイメージが強烈だったので、納得しながら読み進めることができました。著者の方のブログやミニマリストの部屋の画像を検索してみると、だいぶイメージがつかめるのではと思います。
一方、首をひねるところもあります。アップル社製品へのこだわりの部分です。私はアップル社製品を使ったことがろくにないので、どういいのか実感としてわかりません。
iPhoneさえあれば、他はいらない。iPhoneでなんでもできるから。極端にいうと、こんな印象を受けました。それについてどう感じるかは、人それぞれだと思います。私個人の感想としては、ここの部分には共感ができませんでした。
この本の効果
余談ですが、Amazonの商品レビューを読むと「手始めにこの本を捨てます」と書かれている方が何人もいらっしゃって面白かったです。
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私はといえば、この本は手元に置いています。たまにカラーページの写真を見たり、パラパラと読み返してみたりすると、モノを捨てるモチベーションがわいてきます。
私にとっては、ミニマリストをめざす原点であり、源泉のような本になりました。
まとめ
ぼくたちに、もうモノは必要ない。
――じゃあ、表紙に映っているパソコンは!? というツッコミが入りそうですね。
必要なモノはひとそれぞれ。でも、そもそも必要かどうか? という視点を持って、丁寧な日々を暮らしていきたいですね。そうすることで、確実に生活の質は上がっていきます。
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